こんにちは!すとりご(@strigo_blog)です!
じつは私、理系の大学院を修了した後に大手メーカーの研究職に内定し、現在そこで働いています。

ざっくりと私の現状をお話しますと…
- 大学院新卒社会人一年目
- 年収:額面ざっくり400万弱(まあまだ一年もらいきってはいませんが。例年こんなもん)
- 勤務地:神奈川
- 職場の雰囲気:他の所に勤めたことないけど、多分結構ホワイト
- 研究内容:ある程度の選択肢があり、その中から選ばせてもらえた
正直結構恵まれていると思います。今の生活も結構気に入ってます。
研究職目指す人は多いと思いますが、正直狭き門ですよね…
そこで、私が就活中に体験した事柄から、
理系の研究職を目指す上で必要だと思ったことを、年代別にまとめました!
どうぞ最後までご覧ください!
※なお、この記事は新卒就活に限定した考え方になっております。既卒は私が体験していないし周りにいないのでわかりませんでした。
高校生以下の方
高校生以下の方で漠然でも「研究職に就きたいな~」と考えているあなた!
そんなあなたがやるべきことは…
勉強

は?結局勉強かよ?どいつもこいつもおなじことばかり言いやがってふざけんな!
…と思いましたかね?
いやでも本当にこれなんですよ。これすっごい大事なんです。
なんで勉強が大事かと言いますと、次に紹介することが有利になります。
偏差値の高い大学の理系に行くこと
これ実はかなり大事だったりします。俗物的かと思われるかもしれませんが。
偏差値の高い大学は人や議論のレベルが高く、メーカーとの交流もあったりして素晴らしい体験ができます。
もちろんそこまで偏差値の高い大学ではなくても優秀な方はたくさんいますが、高い偏差値の大学は圧倒的に割合が多いです。
そういった方とのコミュニケーションは自分の将来を豊かなものにしてくれますし、研究をする上で大きな力になります。
あと就職活動でもOBOGが良い企業にたくさん就職しているので、話を聞きやすかったりします。
なので中学高校できちんと勉強して、可能な限り高いレベルの大学に入りましょう!
勉強の習慣をつけること
研究していくと論文をたくさん読みますが、自分で調べものをしたり疑問に思ったことを整理して質問する力はかなり必要になります。
それが培われるのがやはり日々の勉強です。
研究をする場合、他分野の知識があると面白いアプローチができる場合があるのも面白いところですね。
ちなみに高校で理科系の選択科目がありますが、おすすめは物理です!
私は生物系の研究をしたいと子供のころから思っていたのですが、高校時代は物理と化学を選択していました。
高校時代の先生にこんなことを言われたからです。
「物理ってのは、物の理(もののことわり)って書くでしょ?
どの分野の道に進むにしても役にたつと思うよ」と
物理は物の理。ずっと大好きな言葉です。
大学、大学院、会社では希望通り生物系の研究をさせてもらってますが、言われた通り物理はとても役にたちました。
日常の物の見え方も変わります。自信をもって、勉強して損はない科目だとおすすめできます。
エネルギー分野の考え方は、どの研究をするにしてもとても大事な考え方なので、そこだけでも。
めっちゃ遊ぶ
勉強の次に遊びは大事です。ちゃんと高校生活楽しみましょう!
ゲームなどもいいですが、いろんな人と遊びに行くことがおすすめです。
理由は、研究をしていると必ずと言っていいほどたくさんの人とお話します。
教授や先輩、メーカーの方々などです。
その際に必要になるのは、まあ俗に言うコミュ力ってやつですね(笑)これは間違いなくあった方がいいです。
高校生のうちから色んな人と話し、相手を不快にしない話し方や相手が嬉しくなる話し方などが身につけば、あなたの将来の可能性は広がるでしょう!
大学生(研究室配属前)の方
大学生の皆様!
皆さんにおすすめしたいことは…
好きなことをする
ざっくりしてる!
でもこれ、多分一番大事です!
大学は成人なのに学生という、かなり自由に行動できる場所です。
バイトでも課外活動でも留学でも、投資でもサークルや部活でも、気になったことは積極的にやりましょう!
その経験はとても貴重で、大学生活を充実させることは就職活動の時にとても活きてきます!
私は部活で部長をしてイベントを企画したり、他の部活と協力して物事を進めたりと、楽しい友人とたくさんの思い出を作りながらも就活の時に話せる事柄を積み重ねていきました。
就活のためにがんばろう!というと変な感じに聞こえるかもしれませんが、就活で話せることを増やすというのは充実した大学生活につながります!
何度も言いますが、大学生活を楽しみましょう!いろんなことに挑戦しましょう!
授業の単位はきちんととっておく
大学の勉強は多くの場合自分の研究になんらかの形で関わってきます。
私は生物化学系の学科だったので、他の専攻のことを詳しくは話せませんが、研究するなら広く浅い知識と自分の研究テーマに関する深い知識が両方必要になります。
広く浅く専攻全体のことが学べる授業はちゃんと聞き、勉強しておきましょう。
楽単は積極的にさぼって友人とラーメンでも食いに行ったりボーリングでも行きましょう(笑)
そういう思いでも大切です。落とさない程度に…
研究したいことを絞る
さて、大学にもよりますが、2~4年生あたりで研究室に配属されるかと思います。
そこで失敗すると残りの大学生活がダメになってしまうんじゃないかと心配になりますよね?
必ず研究室配属前にどの研究室がどんな研究をやっているか把握しましょう。
そういう場は設けられるかもしれませんが、研究室に行って教授や先輩に聞いてみましょう!
多分快く説明してもらえますよ!
皆さん気づいていない人が多いですが、普通に研究室に行ってお話できる教授…
講演を開けば〇十万、テレビに出演しても 〇十万 、本も出しているし学会では大人気…みたいな方かもしれませんよ…?
本当に皆さんに知ってほしいのですが、教授は全員化け物です!!!
理系ってだけでスクリーニングかけられ、修士課程でされにかけられ、地獄の博士課程後期でされにかけられ、死のポスドクを乗り越え、最強の運とコネクションを持って大学の教員になり、とてつもない量の論文を出してそのポストに就いています。
皆さん卒業したら、お話するためにお金を払わねばならなくなるかもしれません。
ぜひとも学生であることを最大限生かし、無料で教授とお話しましょう!!!!
私も教授と二人で飲んだり旅行行ったりしましたが、濃すぎる人生経験はいつまでも聞いていられますし、国や大学、研究機関なんかの闇みたいな滅多に表に出回らない情報も聞けるかもです(笑)
話が少しそれましたが、「話が合う教授の元で指導してもらいたい!」「この研究室でやっているテーマを研究したい!」と決めておくのはモチベーション的にもとてもいいことなのでオススメです。
大学生(研究室配属後)の方
研究室に配属されて研究に励む皆さん、そんな人に今一度考えてほしいのは
このまま研究職目指すのか
研究職を目指すには、学部生でも行けなくはないですが、多くの場合は修士課程(博士課程前期)には進みます。
そこまでに大事なことは、今やっている研究生活をずっと続けていきたいか、です。
修士課程は博士課程と比較して鼻くそみたいな難易度ですが、それでも研究を続けていくのは体力も精神力も削られますので結構病んでやめる人もいます。
自分のこれからの人生に大事なことなので、しっかり考えましょう。
研究しましょう
とにもかくにも、最初は実験手法を学びましょう。
テーマを与えられたら、最初に先輩や教授から参考になる論文がもらえることがあります。
その論文を隅から隅まで読みましょう。それは自分のテーマにか関わる大切な内容です。
わからないことは先生や先輩に聞いて隅々まで頭に入れましょう。
修士課程試験の合格
内部進学でも試験に合格する必要のある大学院がほとんどです。
もう一度勉強をし直しましょう。落ちたら洒落になりません。
修士課程を経て研究職を目指すなら必ず乗り越えなきゃならない壁です。
頑張って超えましょう!!
大学院に入学したら
まずは皆さん、大学院入試の合格と大学院への入学、おめでとうございます!!
大学院に入学が決まったら、やった方がいいことを紹介します!
研究にどっぷり
大学院に入学したら、というか入学が決定したら、もうそこからは研究一本です。
私は週7で一日10時間くらい研究っていう生活を一年以上続けていました。
そこまでやる必要は無いとは思いますが、私は自分の研究が楽しくて仕方がなかったのと、自分の能力が不足していることを自覚していたので努力しました。
教授に、学部だけじゃ研究する時間が足りなすぎるって人がわざわざお金を払って研究しにくるんだよと言われましたが、まあ大体その通りだと思います。
修士にくるとそんな人はいっぱいいましたしね。そういう人が来る所かと思います。
でも勘違いしてほしくないのは、研究は時間で決まるものではありません。
自分の研究を計画し、最小限の時間で最高効率でこなし、待ち時間で論文読んでさっさと帰宅する優秀な人もいましたしね。
私が皆さんに伝えたいことは、各自に合う研究のやり方を見つけて、全力で取り組んでくださいと言うことです。
実際研究職の採用の担当者は、研究にどれほど真剣に取り組んできたかすぐにわかります。
ここで頑張りましょう!
たくさん議論しましょう!
研究室に所属しているとゼミ等で様々な意見をもらいますが、きちんとその質問に対して回答しましょう。結構的外れな質問や意見ももらいますが、そこに対して相手を納得させられなかったら自分の努力不足だと思った方がいいです。
答えられなかった質問などは必ず答えられるようにしておきましょう。
学会で口頭やポスター発表をすることで色んな分野の素晴らしい先生とお話することができます。
そこでの経験は自分を成長させるのに必ず役に立ちます。
企業の夏インターンは参加しよう!
OBOG訪問できればリアルな話を聞けますが、そういう環境の人ばかりじゃないでしょう。
そこで大事なのが夏インターンです!
そこで見てほしいのは
- 企業で働いている、研究している方の雰囲気
- どんなテーマを研究しているか
- どんな方向に会社が向かってるか
3番目の方向はとても重要で、例えば「二年前から幹細胞を扱う研究をスタートさせて…」とかなら幹細胞を扱っている人が欲しいでしょうし、「化合物の売り上げが伸びているので研究所を拡大して合成系に力を入れています!」という感じだったら有機系のテーマの人が採用されやすいように思えます。
自分のテーマを考えて、その方向性につなげられると就活で有利に働くでしょう。
あえて言ってはいませんが、冬インターンもとっても大事なので必ず行きましょう!
研究職のインターンは選考もあり、真剣に取り組むことで就活本番の予習をすることができます。
まとめ
さて、ここまでで各年代で研究職を目指す方へのアドバイスを書いてきましたが、まとめるとこんな感じです。
高校生以下の方
- いい大学に行くため、習慣をつけるために勉強を頑張る
- 楽しく遊ぶ
研究職配属前の大学生の方
- 色んな事に目を向け、やりたいと思ったことをたくさんやりましょう!
- 単位は落とさないようにしましょう
- 研究したいことを絞り、研究室を決めましょう
研究室配属後の大学生の方
- 研究職に就きたいか改めてきちんと考える
- 研究研究研究!!!!
- 大学院試験合格
大学院生の方
- 研究研究研究研究研究!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
- ディスカッションをするように心がける
- 夏インターンに行く
です!
研究職は、基本給は正直いまいちなことが多いですが、そのかわり実験技術を求められるだけあって手当が充実していることが多いです。
絶対に詳細な額は言いませんが、私の基本給は大学院の新卒平均と同じかそれ以下くらいです。
しかし手当がすごすぎて新卒にしてはかなり高い給料をいただいております。
技術職というのはそのような特徴が多く見受けられるので、実験が好きな方は願ったり叶ったりな条件だと言えるでしょう。
あとがき
さて、いかがでしたでしょうか。
私も研究職にずっと憧れていたのですが、就活時期は落ちまくって病みかけました(笑)
研究職目指している皆さん、お祈りを恐れず、ぜひとも頑張ってください!
もし質問があればツイッターにどうぞ!
ではでは、すとりごでした。
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